有料メルマガと著作本が大人気の西原さんからもっと相場の情報を聞き出すために、西原さんに電話取材を実施中♪
西原さんから電話でお聞きした事を文字にして皆さんにお伝えします!!
原則、水曜日の12時までに記事をアップ予定です。
是非♪FXのトレードに活用して下さい。
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■□■4月23日(水)■西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日22日(火)のNY市場の米ドル/円はいきなり反発。本日23日(水)のシドニー市場で一時、143.22円付近まで急騰している。
きっかけは下記の報道
1.トランプ米大統領「パウエルFRB議長を解任する意図は全くない」
2.ベッセント米財務長官が米中貿易戦争が「ごく近い将来に緩和すると予想」
トランプ氏がパウエル氏を解任することはできないので(圧力をかけることはできる)、①はあまり気にしていないが、米中貿易戦争が緩和するというコメントは米国株にはポジティブ。
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ベッセント米財務長官は投資家との非公開の会合で、関税を巡る中国との対立は長くは続かず、緩和していく見通しだと述べたと会合の出席者が明かした。
出所:ブルームバーグ
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ただベッセント氏は、中国との交渉はまだ始まっていないとしている。
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
海外短期筋の円ロングがさらに増えている事、そして昨日22日(火)夜、139.89円付近の安値をつけ、ひさしぶりに140円を割り込んだため、踏み上がるとは思ったが安値からあっという間に3円強急騰。
一方、この急騰の影に隠れてしまったが、昨日22日(火)はシティバンクが興味深いレポートをだしていることが話題になった。
ーーー日米通商協議、1ドル=120円前後が目標で妥結かーーー
円はドルに対して上昇すると、シティグループは予想する。米当局は今後の通商交渉に、円安への対応についても盛り込みたい考えだ。
「米国は1ドル=100円を念頭に置いているのかもしれないが、120円前後がより現実的な妥協だろうと思う」と、高島修氏らシティのアナリストはリポートで指摘。昨日22日(火)の取引で、円はドルに対して一時0.7%高の139円89銭まで上昇した。
加藤勝信財務相兼金融担当相とベッセント米財務長官は週内に予定が伝えられる会合で、会談する見込み。シティによると、日本銀行が政策正常化に取り組み、円を押し上げる見通しを踏まえ、トランプ政権は日本に対する関税引き上げを見送る公算が大きい。
出所:ブルームバーグ
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こうした話題が出ると米ドル/円がいきなり3円踏み上がるのも皮肉なところ。
ただ仮に日米関税交渉が為替も含めて合意するのであれば、シティバンクが述べているように120円というのもおかしな話ではない。
しかし海外投機筋の円ロングが記録的な水準で増えている状況なので時折、いきなり3~4円急騰することがあるため、リスク管理には気をつけたいところ。
戦略的には、米ドル/円の戻り売りスタンス継続で臨みたい。
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