こんにちは!助手の葉那子です。
有料メルマガと著作本が大人気の西原さんからもっと相場の情報を聞き出すために、週に2回、葉那子が西原さんに電話取材を実施中♪
私が西原さんから電話でお聞きした事を文字にして皆さんにお伝えします!!
原則、水曜日と金曜日の12時頃に記事をアップ予定です。
是非♪FXのトレードに活用して下さい。
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■□■8月19日(金)■西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
昨日18日(木)のユーロ/米ドルは3日ぶりに反落。ガスTTF価格(=Dutch TTF Natural Gas Futures)は241ユーロ/MWhとなっており、引き続き高値圏で推移していることもユーロの重荷に。今月に入って、欧州の深刻なエネルギー危機を報道する記事は多数。
ーー1.独ガス代、年6万円超の負担増に ロシア産不足で価格高騰ーー
ロシア産天然ガスの不足による価格高騰に伴い、ドイツでガス料金に上乗せして徴収する賦課金の基準額が15日発表された。欧州メディアによると、平均的な4人家族世帯で年間480ユーロ(約6万5千円)程度の負担増となる。
出所:共同通信 8月17日(水)
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ーー2.欧州ガス価格、冬季に60%上昇へ 西側の制裁が影響=ガスプロムーー
ロシアの国営ガスプロムは16日(火)、西側諸国の制裁措置により輸出と生産が減少し続けているため、欧州の天然ガス価格は冬季に60%上昇し、1000立方メートル当たり4000ドルを超えるとの見通しを示した。ガスプロムは「欧州のスポットガス価格は1000立方メートル当たり2500ドルに達している。上昇傾向が続けば、控えめに見積もっても冬季には4000ドルを超える」との見通しを示した。
出所:ロイター 8月16日(火)
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ーー3.独エネ大手、1兆6千億円赤字 ロシア産天然ガス減響くーー
ドイツのエネルギー大手ユニパーが17日(水)に発表した2022年1~6月期決算は、最終損益が120億ユーロ(約1兆6400億円)超の赤字となった。同社はロシア産天然ガスの最大の輸入業者で、ロシアからの輸送量が6月から大幅削減されたことにより、不足分の調達コストが上昇したことが響いた。ロシア政府系ガスプロムは6月中旬以降、海底パイプライン「ノルドストリーム」を通じてドイツに送るガス輸送量を大幅に削減。現在は供給能力の約2割にとどまる。
出所:共同通信 8月17日(水)
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■現在の為替相場の戦略やスタンス■
ユーロクロスは重いままだが、FRB高官らが引き続きインフレに対する懸念を表明したこともあり、対ドルのユーロ/米ドルも久しぶりに、1.0080ドルレベルまで下落。パリティまで再びあと80pipsと、迫ってきた。ユーロ/米ドルのターゲットは、0.9700ドル。ユーロ/米ドルの下落に呼応し、米ドル/円も136円台を回復。米系短期筋は、米ドル/円の140円のドルコールを物色している模様。戦略的には、ユーロ/米ドル、ユーロ/スイスフランのショート継続で臨みたい。
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