このコーナーでは、週に1度、西原宏一の有料メルマガを無料公開します!
実際に、有料購読者向けに配信されたメルマガから特別に抜粋して、当ブログにアップします。
今回は、2018年6月1日(金)08時35分配信のメルマガからの抜粋です!!
>>>>有料メルマガに関してはこちらをご覧下さい→西原宏一有料メルマガ詳細
西原メルマガ購読者様
5月末のNY市場の話題は2つ
①トランプ政権、EU・カナ ダ・メキシコへの鉄鋼アルミ関税発動へ
トランプ米政権は欧州連合(EU)とカナダ、メキシコ製の鉄鋼とアルミニウムへの関税を発動すると発表した。
こうした同盟諸国は即座にこれを非難した。
一時的な関税適用除外措置は米東部時間6月1日午前0時1分に期限切れとなる。トランプ政権にとって、主要な貿易相手国に対する行動としては、これまでで最も積極的なものだ。こうした諸国は恒久的な適用除外を求めていた。米鉄鋼輸入全体に占めるEUとカナダ、メキシコの比率は合わせて約40%。
EUは速やかに報復措置を取ると表明したほか、メキシコは米国産の平鋼からチーズに至るあらゆる製品に関税を課すと言明した。
Bloomberg
これはリスクアセットにマイナスで米株は下落。円高要因。
②ドイツ銀株は過去最安値、米当局が問題銀行に分類と関係者明かす
ドイツ銀行の株価が31日の取引で過去最安値を更新した。米子会社が連邦準備制度理事会(FRB)の問題銀行リストに追加され、連邦預金保険公社(FDIC)の監視対象に加わったと事情に詳しい関係者が明らかにした。
株価はフランクフルト市場で一時7.2%安の9.16ユーロとなり、ブルームバーグに記録のある1992年以来での最安値となった。
FDICは米国の預金保険の対象となっているドイツ銀子会社を、存続が脅かされるほどに財務に弱さがある銀行のリストに加えた。関係者が31日に述べた。これについては、先に英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)と米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が報道。WSJによると、FRBでは1年前にリスト入りが決まった。
出所 Bloomberg
FDIC(米連邦預金保険公社)は銀行に対して5段階の格付けをするのですが、ドイツ銀行は4か5の問題銀行という評価。
ドイツ銀行の株は急落しており、この点においては「株安、円高」の要素だと想定していますが、ユーロに対しての影響をもう少し検証したいところ。
今晩はNFP.
まず、ドル円ですが…
~以下略~
トレードの参考にしていただければ幸いです!!
|