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西原メルマガ購読者様
竹内典弘です。
西原さんのサポートとして、通常平日朝7時＋随時、プロが日常的に行なっている為替相場のロジカル分析をお送りします。
売買や方向感を示すものではない点をご理解頂けますようお願い致します。
米税制改革へ一歩前進？
昨日の東京時間に、ANZ（オーストラリア・ニュージーランド）銀行の開示するNZ企業信頼感指数が-39.3と大幅に悪化した。NZDが売られ直後にこの時間の安値0.6832まで下値を伸ばした。
月末、ゴトー日でもあったことからUSDJPYは実需筋中心に買いを集めた。この動きは欧州時間前半まで継続し一旦112.47の高値まで上値を伸ばした。
欧米時間入り後に発表された複数の経済指標のなかで、ユーロ圏11月の消費者物価指数が前年比+1.5%と予想を下回った。欧州通貨中心に売られEURUSDでは昨日の安値1.1809を示現した。
その後発表された、米10月コアPCEデフレーターは前月比で+0.3%と予想通り。欧州時間に一旦売られたEURだがこの流れは継続しなかった。
月末のWMRフィクシング（ロンドン午後4時の値決め）に向けかなり大きなUSD売りが持ち込まれた（WMRでの大まかな算出方法は11/1既報参照）。この動きのなかでUSDJPYで昨日の安値111.74、EURUSDでは同高値1.1931を示現した。
ここまでトランプ政権の進める税制改革に、共和党の重鎮マケイン上院議員は距離を置いてきた。昨日は一転「共和党のまとめた税制改革法案を支持する」と態度を変化させた。米10年債金利は大幅上昇、一時10/26以来となる2.43%超えとなった。
多くの通貨に対しUSDが買われUSDJPYでは昨日の高値112.63、EURUSDでは昨日の高値後の安値1.1885までUSD買いが継続した。
欧州株は下落、米株3指数はそろって史上最高値更新、ダウは一時380ドルの上昇を演じるが引けでは+1.39%、ウィーンで開催されたOPEC総会では、2018年3月までとしている減産期間を9か月の延長を決定した。原油先物は4日ぶり反発57.40、金は続落1276
一日では、主要通貨の騰落は対USDで上昇通貨ではその幅の大きい順に…
～以下略～
トレードの参考にしていただければ幸いです！！
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