2015年1月22日(木)のECB(欧州中央銀行)理事会でQE(量的緩和策)開始が発表されて以降、グローバルに金融緩和競争が続いています。
結果、多くの国の債券がマイナス金利に突入しています。
ユーロ圏では、ドイツ、フランス、オランダ、フィンランド、ベルギー、オーストリアの債券がマイナス金利に。そして、欧州圏では他に、スイス、デンマーク、スウェーデンがマイナス金利へ。
そして、特筆すべきはデンマークです。デンマークのノルディア・クレディット銀行では、ついに住宅ローンにマイナス金利が適用され始めました。つまり、住宅ローンを借りるとお金が支払われるのです。
マイナス金利の債権が増えている欧州 に対しては長期の投資家がマイナス金利を嫌うためユーロドルの上値は限定的。好調な欧州株を購入する参加者も為替ヘッジでユーロドルを売るため、この点においてもユーロドルは下落基調。
そして3月5日にはECBのQEの詳細が発表されました。
「QEは3月9日から開始」
「-0.2%の国債まで、購入対象となる」
「2016年9月に設定しているQEの終了時期 延長の可能性」
「ギリシャ国債は含まれず」
こうした流れの中、低金利は日本というよりもむしろユーロ圏へ。このままだとドイツの10 yearもマイナス圏入りする可能性も。ユーロドルの流れは引き続き、下落。
ドル円は120円台で上げ渋っていますが、公的年金からの日本株買が収まらず、日経平均が続騰。こちらも日本株をロングにしている欧米勢は為替ヘッジをおこなう必要(ドル買い、円売り)があるため下値は限定的。
結果、金利正常化にむかっている米ドルのみが買われるという展開が続いています。米ドル金利の正常化への道がスムーズに行われるか否かということは、米経済の回復にかかっています。
その米国経済を占う上で重要なのが、6日(金)の米雇用統計。
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