今週の日経平均とドル円は急落。
ドル円は101.77円の節目を割り込むと下落に拍車がかかり、あっさり101円を割り込む展開。
一時100.76円まで急落。
今回のドル円と日経平均の急落には靖国問題が影響していると言われています。
本来、欧米勢は安倍政権による有効な経済対策に大きな期待をかけ、昨年から日本株を大きく買い越していました。
それが年末から安全保障や憲法改正ばかりが話題となり、肝心の具体的な成長戦略がなかなかでてきません。
法人税減税も含め、アベノミクスによる具体的な成長戦略がでてこないことに業を煮やした欧米勢は徐々に日本株から投資を引き上げています。
その典型例が先週発表されたJOHO capitalの閉鎖などにつながっています。
現在ドル円は日足の雲下まで下落するも、終値ベースでは持ち直し102.00円近辺で推移。
ただドル円を再度押し上げるためには、日本株の再上昇が不可欠。
その日経平均は現在も14、380円近辺であげ渋っている展開。
結局1月のドル円は大陰線で終了。
この「株安、円高」の調整局面が長く続くのかどうかを見極めるために、今晩のNFPはきわめて重要な意味を持ちます。
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