マネタリーベース2倍



本日の東京市場でも円安が継続。
今朝方99円台後半まで上昇。高値は99.66円。
100.00円のバリアの手前のofferに阻まれた形。
99.75円にもバリア。


3桁が目前ということでひさしぶりに本邦輸出企業のドル売りも断続的に持ち込まれたことをきっかけに
一時98.72円まで反落。

ただ先週の米雇用統計後のプライスアクション同様、ドル円のdipでは米系のドル買いが持ち込まれ、ドル円は99円台を回復。

今回のBOJの「異次元緩和」に反応したのは、主に米系ファンド。
彼らはFRBのQE2の時に「ドル安、株高、債券高」の流れになったことから、今回のBOJの「異次元緩和」を受け、大幅な「円安、株高」になるのではないかと考えているようです。

特に彼らが反応したのは、黒田総裁の会見での「マネタリーベースを2倍にする」との発表。

そのため、ドル円の反落時には主に、米系からのドル買いが断続的に市場に持ち込まれている模様。

ドル円が98円台にのせてからは、PRDCからのドル買いも持ち込まれている模様でドル円のdownside risk は限定的で、100円台回復に向けて円安継続。

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