25日の欧米市場では、ユーロクロスが反発。
とりわけ英2Q・GDPが悪化したことからユーロポンドが反発に転じ、一時0.7857まで上昇。
NY市場に入ると、The NY timesやwall street journalは来週もしくは、9月のFOMCで追加緩和が示唆されるのではないかという記事を掲載。
記事の内容は金融緩和が行われることが前提となっており、問題はいつ、どのように追加緩和が行われるのかが焦点になっています。
FRBの追加緩和期待で、下げ足を速めていたS&Pは下げ止まり。
1.20台半ばまで下落していたユーロドルも、1.21台半ばまで急騰しています。
ユーロドルの下落を先行させていたユーロクロスがいったん下げ止まりをみせたことに加え
FRBの追加緩和期待が高まったことから、ユーロドルも1.2000のバリアをブレイクすることなく、調整局面に。
ユーロに対して、ずっとbearishであったアジアの友人もいったんユーロドル、ユーロクロスのショートをスクエアにしている模様。
ユーロの中長期の流れはかわらないのでしょうが、ユーロポンドを筆頭にユーロクロスが下げ止まりをみせたことでユーロドルも調整に入る可能性も。
調整色を強めてきたEURGBP,EURAUDの動向に注目。