ユーロ円とSNBの通貨分散
ヘッジファンドの思惑を更新しました。
http://zai.diamond.jp/articles/-/133016
欧米市場に入っても、ユーロは軟調な展開。
ユーロドルは1.2167、ユーロ円は96.43円まで下落。
昨日のFOMC議事録で、QE3期待が遠のいたことでユーロドルは下落。
本日のBOJの後の戻りでも80.00円に届かなかったことで、ドル円も下落。
短期筋はBOJの決定がどうであれ、昨晩からのドル円のロングをいっせいに利益確定した模様。
sell the factという展開。
結果、本日はユーロクロスの中でも、ユーロ円の売り圧力が増している展開。
オーストラリアの雇用統計の悪化により、AUDドル、豪ドル円も軟化。
ユーロオージーの日足では、TD-Comboがカウントダウンを終了しており、
調整に入っている局面なので、本日は豪ドル円の下落も鮮明に。
豪ドルの動向に関しては明日発表予定の中国のGDP次第。
ユーロ売り圧力が高まっている中、ひたすら1.2000がサポーティブなのがユーロスイス。
SNBの無制限介入によって、止められています。
マーケットでは通貨の分散のため、SNBがユーロクロスを売っているという噂になっていますが、その可能性は濃厚。
ユーロはfunding currencyとなっており、その下落は緩慢ですが、引き続きじり安の展開が濃厚。