ユーロキャリー
FX戦略会議を更新しています。
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/fx/kaigi/
上記のFX戦略会議でも取り上げられていますが、今週はユーロ円の動向に注目が集まっています。
ユーロは先週木曜日、ECBが25bsp下げたのはコンセンサスどおりでしたが、deosit金利をゼロにしたのがサプライズであったため、ユーロの上値を重くてしています。
ユーロは引き続き主役で、これまでのところショートカバーで戻る局面では
着実に売り圧力にさらされる展開。
レジスタンスは1.23台後半。
これまでの戻りは1.2334.
現在は1.2240で推移しており、月曜日のシドニー時間の安値1.2231を伺う展開。
ユーロはeuraudなどのユーロクロスでも続落。
euraudは1.2000の節目を割り込み、一時1.1987まで下落しています。
ドル円は米雇用統計が期待はずれだったため、米金利低下につれ、
下落。
安値は79.21円。
じわじわと80.00円が遠くなっている展開。
結果、ユーロ円がじり安。
ユーロ円は38.2%戻し(101.65円)を数回トライして抜けず反落。
そして5日のECB後、100.00円をブレイクした後は戻しはきわめて限定的。
6月1日の安値95.59円を再トライする可能性が濃厚。
下落余地が拡大しているユーロ円の動向に注目。