デ・ラ・ルーとEURAUD
先週のスペイン銀行救済報道開けの月曜相場同様、ギリシャ選挙後の
月曜のユーロ相場は、アジアで急騰、欧米市場で反落という相場展開。
ユーロ反落の要因は、G20会合に出席予定であったデ・ラ・ルー社の社長が
急遽出席を取りやめたとの報道がユーロドルの下落を誘引した展開。
仮にドラクマを印刷するとなるとこの会社しかありませんので、この報道はユーロの上値をおさえつけるのに充分だった模様。
一方ユーロが乱高下するのを横目にNZDドル、AUDドルは粛々と上値を更新中。
結果EURAUD,EURNZDといったユーロクロスは反落中。
NY市場では、EURAUDの大口の売りが入った模様で、EURAUDは一時1.2480から1.2400急落しています。
対ドルでは、方向感なくふらふらしているユーロドルですが、ユーロクロスでは
ユーロ売りが進行中。
総じてドル安、ユーロ安の展開。
ドル円は下落、ユーロクロスは軟調。
ユーロに関しては、EURAUDやEURNZDの動向に注目。