日銀からスペインへ
注目の日銀金融政策ですが、
資産買入等基金は10兆円増額
買入対象国債の残存期間は1-3年に拡大
5兆円の予測が多かったため、株高に連れ、一時ドル円は81.44円、ユーロ円は107.50円まで上昇。
ただ、欧米勢は10兆円まで織り込んでいたので、利益確定売りが断続的入り反落。
81円台後半に設定されたGW前の本邦輸出勢のドル売り注文は
全くつかずに反落。
現在は80.85円で推移。
本日の日銀金融政策決定会合の前日、つまり昨日ドル円は80.66円まで急落し調整も終わっており、
本日の日銀の発表は為替市場ではノンイベントとなりつつあります。
このところのドル円は、材料が多い割に、80-82円のレンジで収束しており
オプションのボラティリティも低下気味。
この後のマーケットの焦点は、一気に2ノッチの格下げがあったスペイン国債の動向とユーロクロス。