イタリア入札
おはようございます。
27日の欧米市場はロンドン市場が休場のため、閑散。
本日はイタリア国債の入札に注目。
本日イタリアは179日物証券を90億ユーロ、ゼロクーポン債(償還2013年)を最大25億ユーロ発行する予定。
仮に結果が芳しくなければ、国債利回りが再び上昇し、ユーロは売り圧力にさらされるであろうというのがマーケットのコンセンサス。
そのコンセンサス通り、市場のユーロショートは依然高水準であり、短期トレーダーは、芳しくない結果を懸念しているのではなく、期待しているといったところ。
結果が良好であった場合の、ユーロのショートカバーには要注意。
ドル円は、膠着。
77.50円には本邦からのドル買い注文、78.20円近辺から本邦輸出勢のドル売り注文に挟まれて狭いレンジでのスタック状態。
友人によれば、AUDドルの1.0120以下にはAUDドルの買い注文がめだつとのこと。
全体的にはマーケットは少しドルロングのままといったところ。
個人的には年末も迫ってきているため大きなリスクはとっていません。
イタリア国債の動向次第では、マーケットが動意づくかもしれませんので、こちらの結果に注目。