最後のトリシェ総裁会見後のユーロ
ヘッジファンドの思惑を更新しました。
http://zai.diamond.jp/articles/-/118980
こんばんは。
本日注目のECB政策金利決定会合では、政策金利の変更はなし。
そしてその後のトリシェ総裁の会見を終えて、ユーロが反発。
ロンドンfixingに向けて、ユーロドルの大口の買いがはいったこともありましたが、
ECB理事会というイベントを終えて、どちらかというとユーロの買戻しが先行。
本日はまず、SNBがユーロスイスのフロアを1.30や1.400に変更するといった噂で
ユーロスイスが一気に1.2431まで急騰。
そして、BOEが資産購入枠を2000億ポンドから2750億ポンドへ増額する量的緩和を実施したため、ユーロポンドが0.8735まで急騰。
ECB発表前に、ユーロクロスが軒並み上昇していたため、
明日の米雇用統計発表を前にしてユーロドルの買い戻しが先行している流れに。
新興国通貨のブラジルレアルも本日は買い戻しが先行しており、
現在1.8045とレアル高で推移。
現在もユーロクロスが底堅く推移しているため、この後の
NY市場後場のユーロドル、ユーロ円も底堅く推移する可能性が濃厚。
最後のトリシェ総裁の会見後のユーロドル、ユーロクロスの動向に注目。