ブラジルレアルと豪ドル円
26日の欧米市場ではクロス円が反発。
まず、アジア時間からロンドン市場にかけては、ユーロ圏のソブリン債危機解決に向けた措置が不十分との懸念から欧州系銀行の株の下落などから、一時はユーロ円が101.93円まで急落。
しかし、その後、「ECBの利下げ観測」などから、DAXが上昇。
クレディスイスや、UBSなどの欧州金融株が反発。
加えてEFSF救済拡大との観測が台頭し、NYダウは一ヶ月ぶりの大幅高。
クロス円も大幅に反発。
EFSF救済拡大との観測に関しては、ショイブレ独財務相が否定的な見方をしているため、
依然不透明な状況。
ただ自分の周りではなぜ昨日のアジア市場であれほどクロス円が下落したのかが
ピントきていないため、NY市場のクロス円の反発のほうがしっくりきます。
それは、ブラジルレアルの動き。
このクロス円の下落は新興国通貨の暴落から始まっています。
その新興国通貨下落の筆頭であったブラジルレアルは先週の金曜日に大幅に回復しています。
これでは豪ドル円も反発しますよね。
デマーク指標では、ポンドドルで、先週金曜日にbuy countdownが終了しており、
ショートをクローズのサインがでています。
仮の現在のレベルでNY市場がクローズすれば買いサインが点灯しそう。
豪ドル円も同様。