ユーロスイス、スイス円、そしてドル円
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ご都合があえば、ぜひ。
こんばんは。
先週大幅に反落したスイスですが、週を明けても下落がとまらないかたち。
スイス建depositに課税するという報道もスイス反落の背景ですが、もっとも影響があったのがSNBがスイス・フランとユーロのペッグの可能性を示唆したこと。
SNBは昨年の単独介入での失敗から、スイスを一時的にユーロとペッグさせることにより、自国通貨高を抑制しようと試み、それが非常に効果をあげているといったところ。
もっともテクニカルにはこれ以上はないというところまでスイスがoverboughtであったため、テクニカル派にとってはやっとスイス反落かというイメージ。
ともあれ、パリティまで近づいていたユーロスイスはあっと言う間に14%回復し、本日は一時1.1461まで急上昇しています。
その影響を大きくうけそうなのが、ドル円。
スイス円が100円を大きく割り込んで96円台にまで急落しており、これからグローバルな避難通貨の役目を「円」のみが
負うかたちになる可能性が濃厚。
そのため今週のドル円は史上最安値の76.25円を割り込む可能性が濃厚です。
本日はユーロスイスとスイス円の動向に注目。
ドル円は上値が限定的であるため、77円台前半から戻り売り。
介入警戒感(期待感?)はかなり薄れていますが、76.25円を割り込むと警戒感が高まるので
要注意でしょうか?
それでは、今週もよろしくお願いします。