イタリアとドイツのスプレッドがユーロ導入以来最大に
おはようございます。
11日の為替市場では、ロンドン市場からいきなりユーロ売りでスタート。
周辺国の債券は急落、欧州銀行株も急落して始まり、マーケットはrisk offというか
ちょっとパニックモード。
イタリアとドイツ10年物国債の利回りスプレッドはユーロ導入以来最大にまで拡大。
友人によれば、昨晩はCTAなどの短期筋だけでなく、リアルマネーからのユーロ売りが目立っていたとのこと。
NY市場に入ってもユーロ売りが止まらず、ユーロドルは一時、1.4000を悪込み1.3985まで急落。
ユーロ円は112.34円、ユーロ安を先導しているユーロスイスは一時1.1673まで急落。
ユーロドルは一時1.4000を割り込んだため、いったん1.4062まで反発するも
欧州の情勢は変わらず、上値の重い展開。
本日もユーロ円、ユーロスイスのダウンサイドリスクが拡大。