リスクアセット通貨上昇
おはようございます。
注目のトリシェ総裁のコメントは、「Monitor Very Closely」。
つまり、数ヶ月以内の利上げを示唆。
加えて、ポルトガルに対しての担保規制の適用除外とのコメントでユーロドルは反発。
London 市場では、Moody’sによるポルトガル銀行の政府保証債務の格下げの報道で、
1.4221まで下落していたユーロドルは上記のトリシェコメントで急反発。
ユーロドルは1.4275まで急騰。
ユーロ円も116.82円まで上昇。
このところのユーロドルは乱高下するものの、コアレンジが1.4200〜1.4400.
ドル円も80.50円〜81.50円のレンジ。
このレンジをブレイクするきっかけになるのが本日の、米雇用統計。
総じてみるとrisk on 相場なのですが、AUDUSD、NZDUSDは強いも、
ユーロドルの1.4400が重たい印象。
本日の米雇用統計の結果が良好であった場合は、南欧諸国の債務問題を抱える
ユーロではなく豪ドルやキウイのほうが効率的でしょうか?
ドル円は本邦勢のドル売り圧力が強いわりには、底堅く推移しており、
今晩の米雇用統計の数字次第では82.00円に向けてドル円が続伸する可能性も。
今晩の米雇用統計に注目。