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今回は、2018年10月19日(金)06時57分配信のメルマガからの抜粋です!!
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西原メルマガ購読者様
竹内典弘です。
西原さんのサポートとして、通常平日朝7時+随時、プロが日常的に行なっている為替相場のロジカル分析をお送りします。
売買や方向感を示すものではない点をご理解頂けますようお願い致します。
EU首脳会議、リスクオフ
昨日のアジア時間に発表になった豪州の9月の雇用統計は、新規雇用者数が予想を下回りましたが、失業率が5.0%へと大きく改善、AUDが買われ欧州時間にかけて昨日の高値0.7150を示現しています。
アジア株は上海株主導で全面安、その上海株は午後に入り下げ幅を急拡大し引けでは-2.94%と2500の大台を割れ、2015年のチャイナショック時の安値も下回ってきました。
為替市場ではUSDJPY、クロス円が売られるリスクオフの展開となり、USDJPYでこの時間の安値112.43、EURJPYでも同129.11まで下値を伸ばしました。
欧米時間に入り欧州株は高寄り、ただこの流れは続かず、薄氷のイタリアの予算案を巡りEU(欧州連合)の執行機関である欧州委員会が「予算案を拒否」と報じられると流れが一変、イタリア株、イタリア国債に売りが集中しました。
欧州株は一転して全面安、一方で信用力の高いドイツ国債には逃避資金が集中、域内の信用力の格差拡大からEUR売りが強まり、EURUSDで昨日の安値1.1449、EURJPYでも同128.31を示現しています。
ダウも寄付きから下げ幅を拡大、ムニューシン米財務長官がサウジアラビアでの金融会議に欠席を表明したことも、センチメントを悪化させています。
欧州株は大幅続落、米株3指数は続落、ダウは引けかけやや下げ幅を縮小するものの続落で-1.27%、原油先物は…
~以下略~
トレードの参考にしていただければ幸いです!!
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