リスクアセット通貨の反落
こんばんは。
注目のEU首脳会議が終了。
「ユーロ共通債」導入は来年6月まで検討継続。
なにが問題で導入できないのかという発表もなし。
つまり先送り。
EU参加国は財政緊縮には合意。ただ英国は反対。
危機的状況にあるユーロ圏に対して、英国の対応は冷ややかなものですね。
これを受け、ユーロポンドは下落。
さて、発表を受けてのアジア市場では主要通貨は大きな反応はなし。
しかし、欧米市場に入ると、じわじわとユーロドル、そしてリスクアセット通貨のAUDドルが軟化。
NY市場に入ると、NYダウが下げ幅を拡大。
ゴールドも下落。
今回のEU首脳会議の結果は、市場にはあまり好意的にとられていない模様。
ユーロは1.3200~1.2800まで50pipsきざみでバリアがあるため、下落するにしても
かなり抵抗をともないながらの動きになりそうです。
さきほど、1.3200のバリアが突破され、現在1.3181まで下落。
ブラジルレアルもじり安傾向なため、ユーロドルに加え、リスクアセット通貨のAUDドルの下落余地も拡大していると考えています。