スペインの入札とECB
明日ラジオ日経の夜トレにお邪魔します。
http://www.ustream.tv/channel/yorutore
お時間があれば、ぜひ。
ヘッジファンドの思惑を更新しました。
http://zai.diamond.jp/articles/-/121076
こんばんは。
注目のスペインの入札結果は発行額が目標上限の40億ユーロを下回る35.6億ユーロ。
応札倍率は前回から低下。
利回りも97年以来の高水準となる6.975%と不調な結果に。
ただECBがスペイン債を購入している模様でユーロドルは反発。
その後、fithcが、「市場アクセスを失えばイタリア格下げの可能性がある」とコメントしたことから
ユーロは一時反落。
昨日のNY市場では、fichfのコメントにより、ユーロドルは反落しましたが、本日は現在のところ1.35台前半を保っており、いまのところは底堅い展開。
債券市場が乱高下しているわりには、通貨はいまのところ平穏。
債券を扱っている友人は、大変な相場のようですが、周辺国の債券を売ってもドイツ国債を購入するだけなので
通貨のほうの影響(ユーロ売り)が限定的になっている模様。
ユーロはECBが債券市場にでてくるため、乱高下するだけで方向性にかけるため
難しい相場展開。
逆に考えれば、ECBが債券を購入する時間帯の反発にエントリーし
下落時は確実に利益確定をいれるというトレードでしょうか?
ドル円は日足のdemarkがセットアップを完了しているため
76円台はいったん買い場ではないかと考えています。