新興国バブル崩壊で豪ドル急落
ヘッジファンドの思惑を更新しました。
http://zai.diamond.jp/articles/-/118247
こんばんは。
本日早朝、FOMCは、総額4000億ドル(約31兆円)の追加措置を打ち出しました。
その内容はマーケットが織り込んでいたとおりの「*ツイストオペ」
「ツイストオペ=中央銀行が保有する短期国債を売却し、長期国債を買い入れ、通貨の供給量は変えないで長・短金利を逆の方向に動かす操作」
しかし、QEに慣れた市場にはツイストオペでは物足りないのか、
発表後の市場の反応は「sell the rumor,buy the fact」の形となり、まず「株とコモディティ通貨」が急落。
目立ったのはブラジル・レアルと南アフリカ・ランドの急落。
これを受け同じリスクアセットの豪ドル円も76.71円まで急落。
ユーロドルは、発表前の1.3796から1.3563まで急落。
期待されたFOMCですが、市場予想と大きく違わず、発表後はrisk offモードへと戻りつつあります。
明けて本日のアジア市場でも、アジア通貨は軒並み下落。
連れて、AUDドルはパリティを割り込み、現在0.9885レベル、
豪ドル円は、stop lossを巻き込み、75.39円まで急落。
豪ドル円は8月9日の暴落時の安値(76.52円)を割り込んでから
下落が加速しており、本邦の投信サイドからの豪ドル円の売りも断続的にでている模様。
今晩もこの後のNY市場でのブラジルレアルや南アランドの動きに注目。
本日もこれらの新興国通貨が戻らないようですと、豪ドル、ユーロドルの下落も深くなりそう