ブラジルレアルと豪ドル円
13日の注目のイタリア入札は低調な結果に終わり、ユーロドルは一度1.3558まで下落。
ただNY市場後場には、ガイトナー米財務長官が週末に開催されるEU財務相会合へ出席すると米政府が発表したことに加え、ギリシャとドイツ、フランスの3首脳が日本時間明日午前1時に電話会談をするとの報道もあり一時1.3727まで反発。
ただNY市場では、主として終日1.3650-1.3700の狭いレンジの中での乱高下。
マーケットが想定してたほどは値が飛ばなくなってきたので
ユーロドルのオプションのボラティリティは急落。
相場としては月曜日のアジア市場での急落で一相場終わっている模様。
テクニカルではTD-Sequntialの日足で9が終了しており、いったん調整期間といったところ。
さてユーロを中心にマーケットの不透明感が増しているため(risk off)、豪ドル円も軟調。
このところ本邦の投資家にも人気があるブラジルレアルの下落が続いています。
その影響もあり相関性の高い豪ドル円も上値の重い展開。
本日の東京市場の仲値で、大口の豪ドル円の買いが持ち込まれた模様で、
一時79.79円まで反発していますが、80.00円までは届かずといった展開。
反発した後は、株価の下落とともに、あっさり79.00円を割り込み
現在78.60円で軟調推移。
本日はユーロのみならず、豪ドル円にも注目。