リスクオフ
ヘッジファンドの思惑を更新しました。
http://zai.diamond.jp/articles/-/116715
おはようございます。
18日の欧米市場では、株が急落。
まず、マーケットでは下記のレポートが話題に。
米モルガン・スタンレーのアナリストらは18日付リポートで、欧米は「危険なほどリセッション(景気後退)に近づいている」と指摘。
出所Bloomberg
このレポートがマーケットに拡がり、センチメントが悪化していたところに、米フィラデルフィア連銀が発表した同連銀管轄地区の製造業活動が-30.7という驚きの数字。
株は大幅安。
リスクアセットである豪ドルが急落。
ユーロドルも一時下落しましたが、このところこの通貨ペアはユーロスイスの影響が大きく、リスクオフの時のショートにはふさわしくなく、多くのトレーダーは豪ドル円をショートに。
ただドル円だけは不思議なほど下落せず。
ドル円が底堅いのは、下記の野田佳彦財務相のコメント。
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介入はサプライズで
8月18日(ブルームバーグ):野田佳彦財務相は18日夜、千葉市内で講演し、円が高止まりしている為替相場について、必要な時は断固たる措置を取るとの意向をあらためて示した。
野田財務相は、円高の進行を食い止めるタイミングに関しては「介入はサプライズでないと意味ない」とも述べ、市場動向を注視しながら日本銀行と協調しながら対応を検討する意向を示した。
出所Bloomberg
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株の下落により、米国債が買い進められ、利回りが過去最低水準に低下しているため
ドル円のトレンドはドル安。
ただ株の急落を止めるという意味で、介入の可能性も高まります。
本日は東京市場の株の動向にも注目。