ユーロとドル
おはようございます。
5日の欧米市場は、NY市場がindependence dayで休場のため、静かなマーケット。
ロンドン市場では「S&Pがギリシャ債のロールオーバーは選択的デフォルトに当たる公算が大きいとの見解を示した」ことで、一時ユーロ円が下落。
加えて欧州保険年金監督機構(EIOPA)が、次回のストレステストでは約10%の会社が新たな自己資本基準を満たせないとの見解を示したこで、ユーロの上値が重たくなってきています。
ただユーロドルは7日のECB理事会に向けて、底堅く推移しており、結局ユーロドルは1.4538と高値圏でクローズ。
ユーロも多くの問題を抱えていますが、アメリカも連邦債務問題を抱えています。
最終期限見通しを8月2日に延長していますが、ムーディーズなどは
進展がみられなければ、格下げとコメントしており、こちらはドル売り要因。
上記のようにユーロドルは両国の問題に挟まれて、ちょっと動きにくい展開。
ただ少し目線を離すと、このところのユーロドルのコアレンジは、1.41〜1.46であり、そのレンジを抜けてこないともいえますので、7日のECB理事会までは、乱高下するも、上記のレンジを大きく抜けられないのかしれません。
今週は、政策金利week.
まず本日13時30分のRBA金融政策決定会合(コンセンサスは据え置き)からスタートです。