1.4000のバリア
こんばんは。
6日の欧米市場でも、ユーロドルは続伸。
FITCH が アイルランドをダウングレードしたため、一時ユーロドルは1.3799へ下落。
ただこのところ、欧州の悪材料がでたところはすべてユーロドルの押し目となっているため、この近辺ではユーロドルの買いが観測されてすぐに反発。
その後は、QE2に向けて、ユーロドルは上昇を続け、1.39台に。
本日のアジア市場では、オーストラリアの雇用統計が好結果だったこともあり、AUDドルが続伸。
2008年7月の高値である0.9851を上抜き、0.9914まで急騰。
AUDドルはパリティまであと80ポイント。
ユーロドルは1.4000のバリアに阻まれ、高値は1.3995で反落。
流れはドル安。
他通貨でのドル安の流れに、じわじわと下落が続いていたドル円ですが、本日は82円台に突入。
82円台は「仙石防衛ライン」なのですが、これまでのところ当局からはなにもなし。
夕方になって当局から、逆にトーンダウンしたコメントが登場。
桜井充財務副大臣は7日午後の会見で、円高問題について中央銀行の政策だけでは解決できないと指摘するとともに、その背景として米国経済に対しての不安感がぬぐえないので
はないかとの見方を示した。また、週末に開かれる7カ国財務相・中央銀行総裁会議(G7)では、お互いで余裕のない中での話し合いになるため、日本の思う通りの議論になるのはかなり難しいと述べた。
出所 Bloomberg
マーケットはクロス円のロングになってきていることもあり、今晩はドル円の下落に要注意でしょうか?