FFレートは実質マイナスへ?
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こんばんは。
先週金曜日のNY連銀のダドリー総裁のコメントにより、市場では、FOMCの次回会合で量的緩和が決定されるとの見方が支配的となっています。
まずNY連銀は他の連銀総裁と重要性が違います。
そのNY連銀総裁から下記のようなコメントが報道されます。
「経済見通しが、雇用とインフレの双方がそう遠くない将来に改善すると確信を強められる方向で変化しない限り、更なる行動が正当化される公算が大きい」
「また具体的に、長期金利及び経済活動に影響を与えるためにどれくらいの資産を連銀が購入すべきかという質問に対し、5000億ドルの資産の購入が0.5~0.75%ポイントの政策金利引下げと同じ効果をもたらす」とコメント。
これにより、金曜日はユーロドルが1.3800近辺まで高騰。
結果として、ユーロドルはわずか2週間で800ポイントほど急騰したことになり、本日の欧州市場では、欧米勢の利益確定売りにより、一時1.3700割れまで下落していますが、
1.36台のミドルから、ユーロドルの買遅れ組の買い注文が並び始めています。
短期間での急騰により、高値警戒感がでているユーロドルですが、FFレートの実質マイナス金利入が現実味を帯びてきたドルに対して、ユーロドルの下値は更に限定的となってきているようです。