こんにちは!助手の葉那子です。
有料メルマガと著作本が大人気の西原さんからもっと相場の情報を聞き出すために、週に2回、葉那子が西原さんに電話取材を実施中♪
私が西原さんから電話でお聞きした事を文字にして皆さんにお伝えします!!
原則、水曜日と金曜日の12時頃に記事をアップ予定です。
是非♪FXのトレードに活用して下さい。
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■□■1月14日(金)■西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略
■現在の為替相場の傾向や相場観■
現時点で、殆どの市場参加者が「インフレに対応して米金利が上昇する」と考えていると思う。それがマーケットのコンセンサスになっているといえる。ただトレードする時に問題になるのが、ドル金利の上昇でドルは本当に上がるのかという問題だ。米ドル/円に関しては、あまり異論はなく、ドル金利の上昇が急ピッチであれば、グロース株の急落を招き、それが資源国通貨円の売り圧力となる。豪ドル/円を筆頭に、クロス円の急落に連れ、米ドル/円は反落する可能性があるということはマーケットである程度警戒されている。
これに加え、マーケット参加者の中には、金利上昇が本格化する初動では、株の動向に加え、米ドル/円が下落する傾向があるとの指摘もある。これは米10年債利回りの上昇過程で、債権の投げ売りが持ち込まれることにより、その円転による円買いが出るのではと見られている。これに加え本日14日(金)ブルームバーグが気になるレポートを出していた。それはドルと米国債利回りの関係に亀裂が生じ始めたというもの。
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市場では今年最大4回の利上げが織り込まれているものの、ブルームバーグ・ドル指数はほぼ2カ月ぶりの水準に低下。モルガン・スタンレーはドル上昇分の大半が織り込み済みだと指摘しており、投資家はドルの軌道を見極める上でFOMCの政策の先を見越す必要があるかもしれない。
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<米2年債利回りとブルームバーグドルインデックスの相関チャート>(出所:ブルームバーグ)
※クリックで拡大します
■現在の為替相場の戦略やスタンス■
今年2022年に入って確かに、2年債利回りが急騰するのに追随してドルは下がっている。この相関が今後もトレンドとして継続できるかどうかにマーケットは注目しているともいえる。ドル金利が下がれば、米ドル/円の上値が重くなることは変わらないが、米2年債利回りが上昇しても、当面米ドル/円が値を下げるのであれば、米ドル/円を押し上げる要因は極めて限定的ということになる。スタンスは変わらず、米ドル/円の戻り売り。
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