【FX突撃取材!】10月9日(金曜日)■西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略

こんにちは!助手の葉那子です。
有料メルマガ著作本が大人気の西原さんからもっと相場の情報を聞き出すために、週に2回、葉那子が西原さんに電話取材を実施中♪

私が西原さんから電話でお聞きした事を文字にして皆さんにお伝えします!!
原則、水曜日と金曜日の12時頃に記事をアップ予定です。

是非♪FXのトレードに活用して下さい。

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■□■10月9日(金)西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略

現在の為替相場の傾向や相場観

米大統領選挙が実施される年において、投票の1カ月前の10月は選挙戦に大きな影響を与えるサプライズが起こることがある。 そして今回の大統領選においても、10月に入りマーケットでは「オクトーバー・サプライズ」が話題になっていた。そんな中、今回の「オクトーバー・サプライズ」はトランプ米大統領自身の感染という展開となり、マーケットは大混乱。重症化しやすい74歳という高齢、かつ不健康なファストフードの食生活であの肥満体形。加えて、ホワイトハウス内で集団感染が発生という事態に発展。ところが5日(月)、トランプ氏はワシントン近郊のウォルター・リード米軍医療センターから退院し、3日ぶりにホワイトハウスへ戻るという驚きの展開に。そして、すぐに選挙戦に戻ると発表し、新たな「トランプ劇場」が繰り広げられた。

現在の為替相場の戦略やスタンス

話題をマーケットに戻すと「トランプ感染報道でリスクオフ、退院でリスクオン!?」という流れに。つまり多くの金融市場参加者はどちらの政党を支持していることとは別に「トランプ氏勝利で株高、バイデン氏の勝利で株安」とみていることになる。しかし、多くの国民は株安を誘引する大統領より、株高に導く大統領のほうを支持するのは当たり前なのでこのコンセンサスは民主党としては困るわけだ。そこで、先週辺りから新しい考え方が浮上。それはトリプルブルーで、リスクオンの「株高、円安」という考え方だ。「トリプルブルー」とは、バイデン氏が大統領選で勝利し、そして上下両院とも民主党が制すること(民主党のシンボルカラーはブルー)。基本的には「減税公約のトランプ氏と増税公約のバイデン氏を比較すると、トランプ氏勝利でリスクオン、そしてバイデン氏勝利でリスクオフになるのは当然。しかしバイデン氏が勝利し、上下両院とも民主党が勝利すれば、民主党案の2.2兆ドル規模の追加経済対策への期待が高まる。そこで(いったん増税のマイナス効果は忘れ)、トリプルブルーでも株高という考え方が増えてきているというか、そういう考え方を浸透させようとしている報道が増えてきている。これは米大統領選に向けての新しいコンセンサスといえる。なぜなら、この文脈に沿えば、次期大統領にバイデン氏が選ばれたとしても、トリプルブルーであれば、バイデン氏勝利でも株高ということになるからだ。一方トランプ氏の再選は通常株高だとされていたが、民主党が上下両院を制した場合は、「ねじれ議会」となり、リスクオフになるという考え方になる。4年前も米大統領選直前になってヒラリー氏圧勝というコンセンサスが固まった後、結果はトランプ氏の勝利だった。今月はまだ「次のオクトーバー・サプライズ」が出そうなので、ヘッドラインにふりまわされて収益を落とすことがないようにしたいところ。週末を控えていることもあり、スウィングポジションは一旦様子見したい。

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