調整
ヘッジファンドの思惑を更新しました。
13日の欧米市場でのユーロは方向感なく乱高下。
ロンドン市場では、銀行株の下落を嫌気していったん1.3685ドルへ下落。
その後スロバキア議会でEFSFの拡充が可決されたことなどを理
由に、ユーロ買いが優勢となり反発。
結局ユーロドルは1.37台で方向感なく乱高下した後、NY市場は1.3775で終了。
ユーロドルは12日に短時間で250ポイント急騰した影響が残っており、
ユーロに対する悪材料が出ても、下落局面ではユーロドルの買戻しがでており、
いまのところ1.36台が底堅い展開。
逆に1.38台後半からは中長期のプレイヤーのユーロ売りが断続的に並んでいる模様で
ユーロドルはいったん調整局面いりでしょうか?
昨日の相場で注目されたのが下記の報道。
欧州連合(EU)が基準を変更した新たな銀行ストレステスト(健全性審査)を実施した場合、大手銀行のうち少なくとも66行が不合格となり、必要な追加資本の額は2200億ユーロ(約23兆2000億円)に上ると、クレディ・スイスが予想した。
出所Bloomberg
欧州当局は公的資金の導入を決定し、問題解決へ一歩前進したものの、
まだまだ問題は山積みのようですね。