BOEは据え置き

ヘッジファンドの思惑を更新しました。 http://zai.diamond.jp/articles/-/115619 こんばんは。 ECBに先駆けて発表されたイングランド銀行の英金融政策委員会(MPC)は、政策金利を0.50%で据え置き。 また資産購入枠も、2000億ポンドで据え置くと発表され、これも市場予想通り。 ポンドドルはじり安の展開で、一時1.5945まで下落。 ユーロドルは、ムーディーズがポルトガルの銀行の政府保証債の格下げを公表したことで依然頭の重い展開。 ユーロドルは1.4265まで急落。 この後は注目のECB理事会。 政策金利が25bp(0.25%)引き上げられて1.50%になることは、前回のトリシェ総裁による「strong vigilance」発言により、ほぼ100%確実視されています。 マーケットの注目は、年内にもう1回、利上げがあるのかどうか? 予想される「トリシェコード」をもう一度確認してみましょう。 「Monitor closely」 ⇒ 利上げを示唆 「Monitor very closely」 ⇒ 2カ月後の利上げを示唆 「Strong vigilance」 ⇒ 来月の利上げを示唆 いくつかの米系銀行は、トリシェ総裁が「monitor (very?) closely」を使用し、年内の利上げを示唆すると見ているようです。そうであれば、ユーロドルはいったん反発する可能性も。 ただ、アイルラントもポルトガルに続いて、ムーディーズにジャンク級(投資不適格)に格下げされるリスクがあり、そのような中では、ユーロ/米ドルの上値は依然として限定的だと考えています。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする