株高、債券安、ドル安、円安
今月の後半と、12月にNTTスマートトレードさん主催で、東京、大阪で会場セミナーを開催します。
お時間があれば、ぜひご参加ください。
http://www.nttsmarttrade.co.jp/seminar/101127_nishihara.html
おはようございます。
18日のNY市場は、risk on.
アイルランド問題が燻る中でRisk offのセンチメントが濃いマーケットを変えたのが、まず昨日の日経平均の回復。
加えてNYダウの上昇。
NY市場で話題になったのがGM。
再上場したゼネラル・モーターズ(GM)は、新規株式公開(IPO)価格比で3.1%高。
GMが牽引役となり、主要株価指数は2週間で最大の上げ。
リスクプレミアムは改善、「株高、債券安、ドル安、円安」
アイルランドが救済を受け入れるとの観測が強まったこともあり、ユーロ円が急騰。
フィッチが「アイルランドの格付け、救済プログラムを勘案して見直す」と発言したこともユーロの追い風に。
ユーロ円は一時114.13円まで回復。
連れてドル円も一時83.79円まで上昇。
昨日のRisk onの雰囲気の中、HF勢は再び85.50円のドルコールなどを物色。
ただドル円のspotは上昇せず、仮にドル円が上昇しても、あまり時間をかけすぎると
こうしたオプションは劣化することに。
友人によれば、本邦の個人投資家は逆に83.50円以上では、ドル売りが目立つとのこと。
これは主にロングでの利益確定売り。
今週の月曜日に83円台にのせてから、じり高のドル円ですが、マーケットは83円台後半のドル売り注文を消化しつつあり、そろそろ上値を更新する可能性が高いのではないでしょうか?
ユーロ円のロングはいったんスクエア。
ドル円のロングはキープ。
他通貨は次のレポートで。
では、本日もよろしくお願いします。
シンプルFXトレードより抜粋